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ハンマークラヴィーア

ハンマークラヴィアハンマークラヴィアの鍵盤演奏学科では大学院2年目ともなれば授業も減って練習に専念できるのが普通ですが、ここノルウェー音大では2年目のほうが授業数が若干増えます。しかも、出席重視のものが多くて、80%出席しないと登録抹消!なので本番がある日でも授業に出てから、という場合もあって義務教育に戻ったみたいな気分です。
今日はとりあえず色々一段落したので、最近の授業のことなど書いてみます。
必修以外は語学で苦労しないように私はバロックダンスやエクササイズ等の実技系を選択しています(何だか体育会系?)。まあこれも時々レポートの課題が出たりして半分あてが外れたのですが(苦笑)、他に副科でハンマークラヴィア(写真)と声楽の個人レッスンも受けるようになりました。

日本でも学生時代にバロックダンスと声楽は少しやりましたが、ハンマークラヴィーアは初めて。以前からちょっと興味は持っていたのですが、希少な楽器なのでなかなか実践する機会がありませんでした。学校に属してしまうと自分のペースで活動することは難しくなりますが、こういう勉強をさせてもらえるので有難いです^^

このハンマークラヴィーア(別名フォルテピアノ、ハンマーフリューゲル等)は現代のピアノの前身で、18〜19世紀初頭くらいに主流でした。モーツァルトやベートーヴェンの時代の楽器、と言えばイメージしやすいでしょうか。
それまでの弦を爪で弾くタイプのチェンバロから、皮張りの小さなハンマーで叩く構造に発展させたもので、とってもデリケート、かつ活き活きした音色が出ます。

音の持続性はあまり無いし、鍵盤の重さもピアノの1/6くらいだそうで、奏法や指遣い、曲の解釈もかなり違ってきます。
鍵盤自体の幅も細いし、鍵盤数も5オクターヴくらいしか無いんですよ!
写真のものでは鍵盤の白黒が現代のものと逆ですが、これは製作地によって違うそうで、イギリスやフランス、オランダなど当時植民地から象牙が手に入りやすかった国では現代のものと同じく白を多く使い、植民地を持たなかったドイツやオーストリーなどでは写真のタイプだったそうです。(写真のはウィーン式のレプリカで、象牙は使われていません)
あと変わっているのがペダルで、初〜中期のバージョンは膝でレバーを押し上げる構造になっています。これには慣れるまでちょっとかかりそう^^;

今モーツァルトのソナタを勉強中なのですが、当時の音楽に対する解釈の幅が広がって、新しい発見の連続!来月はピアノで同じ曲を弾く予定があるので、どうなるか楽しみです♪
yoko * - * 07:33 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

私はフォルテピアノ、の方がなじみがあるかも。
ハンマークラヴィーア。。。。はドイツ語?ノルウェー語?

あの女性の先生に習ってるやつですよね?(違った??)
どんな音がするのか、聞いてみたいです。
Comment by Hiroko @ 2008/10/18 9:48 PM
そういえば、私もドイツに行くまではずっと「フォルテピアノ」って言ってました。
ドイツ語圏では「ハンマークラヴィーア」、ノルウェー語では「ハンマークラヴェール」と微妙に変わります。

先生は、そうです、あの女性の先生です!
ノルウェー人には珍しく小柄な方なので、よく話が通じるんですよー^^
Comment by yoko @ 2008/10/18 10:05 PM
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